清泉女学院大学が助産師養成へ


2019年度に看護学部をスタートさせた清泉女学院大(長野市)が、21年4月に北信初の助産学専攻科を開設することになった。産科医が不足するなか、正常分娩(ぶんべん)を扱ったり産後ケアにあたったりできる助産師の新たな養成の場に期待がかかる。正常分娩なら1人で出産に対応できる助産師は、看護師資格に加え、お産の専門的な知識や技術習得が必要。今月、同大が文部科学省から助産師養成所の指定を受けたことから、専攻科を設けて学生の募集を始める。定員6人で修業年限は1年。助産師国家試験の受験資格が得られる。すでに産婦人科で働く看護師や同大も含めた看護学部の履修者らの受け入れを想定している。担当者は「産科の機能強化につながるような役割を果たしていきたい」と話している。

関連記事

ページ上部へ戻る