横倉氏と中川副会長届け出、一騎打ちに 日医会長選、27日投開票


任期満了に伴う日本医師会(日医)会長選は17日に立候補の受け付けが締め切られ、現職で5期目を目指す横倉義武氏(75)と、10年にわたり副会長を務める中川俊男氏(68)の2人が届け出た。会長の任期は2年。全国の日医会員の代表が集まる27日の定例代議員会で投開票が行われる。医療現場は、収束が見通せない新型コロナウイルス感染症の対応に日々追われている。日医内外からは「結束してコロナ対策に取り組む必要があるのに、なぜ今選挙をやるのか」という批判の声も出ている。会長選は1日に公示され、横倉、中川両氏が立候補を表明していた。横倉氏は一時引退を検討したものの、周囲に慰留され出馬を決めた。中川氏は「医療提供体制の再構築」を掲げる。

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