産婦人科、産科が過去最少 厚労省調査、29年連続


厚生労働省は29日、昨年の医療施設調査を公表した。同10月時点で、全国の産婦人科や産科のある一般病院は前年比7減の1300施設で、統計を取り始めた昭和47年以降で最少を更新した。減少は29年連続となった。小児科のある一般病院も前年比28減の2539施設となり、26年連続で減った。厚労省の担当者は「出生数減少に加え、病院統廃合などによる診療科の集約化が背景にあるのではないか」としている。調査によると、全国の医療施設(病院・診療所)は前年比326増の17万9416施設。内訳は一般病院が7246施設、精神科病院が1054施設。一般診療所が10万2616施設、歯科診療所が6万8500施設。

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