ビジネス渡航前の陰性証明、1日5400件可能に


経済産業省は1日、ビジネス目的の出国時に新型コロナウイルスに感染していないことを示す「陰性証明」を発行する機関について、全国で1日約5400件の検査が可能になると発表した。検査を手掛ける医療機関は274機関で、10月の稼働をめざす。7月の1次募集に続いて8月にも募集した。平日は5472件、日曜は2493件の検査ができるという。医療機関の数は地域でばらつきがあり、関東甲信越は184機関ある一方、近畿は28機関、北海道は3機関にとどまる。経産省や厚生労働省は出張などビジネス目的で海外に渡航する人を対象に、医療機関でPCR検査などを受けて陰性証明を取得できる枠組みをつくる。電子媒体による証明書交付も検討する。

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