ビジネス渡航の陰性証明発行、146の医療機関が応募


経済産業省は7日、ビジネス目的の出国時に新型コロナウイルスに感染していないことを示す「陰性証明」を発行する機関の募集に対し、全国146の医療機関から応募があったと発表した。平日であれば1日2200件程度の検査ができる見込みという。10月の稼働をめざし、引き続き参加する医療機関を募る。経産省や厚生労働省は出張などビジネス目的で海外に渡航する無症状の人を対象に、近くのクリニックなどでPCR検査や抗原検査を予約し、陰性証明を取得できる枠組みづくりを進めている。陽性が出た場合は都道府県に通知する。政府は各国と往来を認める協議を進めている。相手国からはPCR検査の結果が陰性である証明を求められるケースが多い。検査の方式が指定されている場合もあり、医療機関から検査希望者に国別の証明要件を紹介する準備も進めている。電子媒体での証明書交付も検討する。

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