高齢者受け入れに報酬加算 コロナ5類の診療、厚労省


厚生労働省は8日、新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5月8日から「5類」に移行するのに伴い、医療機関が受け取る診療報酬の見直しの方向性を明らかにした。介護が必要な高齢者の入院を受け入れる病院に報酬を上乗せする。一方、重症患者の減少などを踏まえ、これまでの手厚い特例加算は段階的に縮小する。8日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で示した。政府は10日にも見直しの具体像を公表する。高齢者入院の報酬加算の対象は、介護サービスやリハビリ、円滑な退院支援の態勢が整う「地域包括ケア病棟」などを想定する。

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