救命士が病院待機 大分県宇佐市、救急車に医師同乗も


大分県宇佐市消防本部は4月から、宇佐高田医師会病院(宇佐市)に救急救命士らを救急車とともに待機させ、救命技術などの研修を受ける「派遣型救急ワークステーション」を始める。救急車の出動時には医師が同乗することもあり、救命率の向上も期待される。3月22日に市と医師会病院が協定を結んだ。それによると、派遣は週3日程度で、救急車1台と救急救命士ら3人が午前9時~午後5時に病院で待機する。救急救命士らは医師や看護師の指導で救急処置の実習をするほか、点滴なども間近で学ぶ。出動要請があれば現場に出向き、生死に関わる事故などには医師も同乗する予定だ。救急救命士は2年間で計48時間の病院実習を課せられている。今回の取り組みによって救急処置などの実習がスムーズにできるようになり、より高度な知識や技術の習得も期待される。派遣されるのは救急救命士21人と救急隊員6人の計27人。協定調印式で医師会病院の柏木孝仁院長は「うちの病院の第一の使命は救急対応。この協定で救命率を上げたい」と述べた。消防本部によると、派遣型救急ワークステーションは県内では大分市と別府市が実施しており、救命率の向上などに役立っているという。(大畠正吾)

関連記事

ページ上部へ戻る