お薬手帳にシール 患者の腎機能情報共有 賀茂地域6市町


賀茂地域の6市町と静岡県、賀茂医師会、賀茂歯科医師会、賀茂薬剤師会は、腎機能が低下した患者の「お薬手帳」に「CKD(慢性腎臓病)シール」を貼る取り組みを進めている。患者の腎機能情報を医療機関と薬剤師が共有し、適切な薬の処方や診察、疾患の予防に役立てる。
 取り組みは、医師が患者に血液検査の結果を示す際、薬局で結果を見せるように指導。患者が薬局で示した結果を基に、薬剤師が腎機能の指標「eGFR」の値などを参考にし、程度に応じて黄色や赤のシールを手帳に貼る。腎機能が低下すると、薬の副作用が出やすくなる場合があり、シールを貼り付けることで、患者に合った薬の処方につなげる。
 5日は県賀茂健康福祉センターの職員が、下田市の山岸屋薬局を訪れ、取り組みへの協力を呼びかけた。同薬局薬剤師の菊地雅己さんは「シールによって、患者さん自身も自覚できる。生活習慣改善にもつなげていきたい」と話した。
 県内では既に、藤枝市や富士市などで同様の取り組みが実施されている。

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