高知県で若手医師が増加 奨学金受給者が地域へ


偏在解消には「あと10年」 医師不足に苦しんできた高知県で近年、若手医師が増加している。40歳未満の医師数は2014年調査の517人を底に、2016年は552人、2018年は570人と回復。県の奨学金を受給した医師が増えてきたことが大きな要因で、今後も増える見込みという。しかし、高知市、南国市以外の地域では医師不足が続いており、県は「医師の偏在解消にはあと10年かかる」としている。
 全国の医師数は2年ごとに厚生労働省が発表。高知県の40歳未満の医師数は、記録のある1996年の818人から減り続けてきた=グラフ参照。…

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