保護者に代わり病児送迎 埼玉・戸田市、12月に開始


埼玉県戸田市は1日、保育所や幼稚園で体調不良になった子どもを看護師が預かり、タクシーで病院や病児保育室に送り届ける事業を始める。仕事中で迎えに行けない保護者をサポートし、子育てを後押しする。埼玉県のモデル事業として2023年3月まで実施する。子どもが体調不良になった保護者の電話依頼に対し、戸田中央総合病院が看護師や保育士を施設に派遣する。病院で診察した後、院内の病児保育室で子どもを一時的に預かる。利用には病児保育室への事前登録が必要。タクシー代など交通費は公費で支出し、保護者は保育室の利用料金(1日2100円)を負担する。県内では熊谷市も同様のシステムを19年に始めている。

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