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「乳幼児の夏風邪」といわれる感染症「ヘルパンギーナ」について、県衛生研究所は24日、置賜地域で警報基準を超えたと発表した。県は予防策として手洗いの徹底を呼び掛けている。
県内29カ所の小児科定点医療機関を通じてまとめた感染症発生動向調査で、第38週(9月14~20日)の患者報告数は県全体で1カ所当たり1.76人となり、国の警報レベル(6人)に達していないが、地域別で置賜が同8人で警報基準を上回った。保健所単位で村山(山形市を除く)は0.43人で、山形市、庄内、最上はゼロだった。
ヘルパンギーナは5歳以下の乳幼児がかかりやすく、夏季に流行する感染症。38~40度の熱が突然出て、のどの痛みや、口の中に水ぶくれのような発疹ができる。
県薬務・感染症対策室は「回復後も便の中にウイルスが長期間残るため、おむつ交換やトイレの後は手洗いの徹底をお願いしたい」としている。