STOP!感染者への誹謗中傷 宮城県がHPで呼び掛け


宮城県は7日、新型コロナウイルス感染者に対する誹謗(ひぼう)中傷、臆測に基づく会員制交流サイト(SNS)での情報拡散をやめるよう、ホームページ(HP)上に文書を公開し、呼び掛けた。県内で6月中旬に再び患者が増え始めてから、嫌がらせも目立つようになってきたという。 県内の保健所には「感染者への批判や臆測による感染者の個人情報がSNSで拡散されている」との相談が複数寄せられた。県は検査受診のちゅうちょ、疫学調査への協力拒否にもつながりかねないと懸念する。 県疾病・感染症対策室の担当者は「感染拡大の恐れがある場合は速やかに情報を公表している」と強調した上で、「誰もが感染する可能性がある。冷静に行動してほしい」と話す。

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