【ニコン】臓器チップを3D画像化‐生体に近い環境で薬効評価


臓器チップを撮像した新生血管の状態を3D化ニコンは、成長の加速が期待されるCAR-T細胞や中分子医薬、再生医療などの新規モダリティを対象に、臓器に見立てたチップ内(臓器チップ)で細胞を培養し、新生血管などの状態や変化などを3D画像化して、候補物質の薬効や毒性を定量評価する創薬支援サービスを始めた。これまでのプレート上の細胞を2D解析するのと比べ、よりヒトの生体に近い状態で再現し、評価できる。ニコンが培ってきた光学技術による顕微鏡での細胞の撮像と、取得した画像の解析技術を生かした創薬支援サービスとなる。製薬企業やバイオベンチャーを対象に、1月に開設した湘南ヘルスイノベーションパーク内の「ニコンヘルスケアR&Dセンター(湘南)」、米マサチューセッツ州の「ニコンバイオイメージングラボR&Dセンター・レキシントン」の創薬支援の研究開発拠点と、既存の日米欧サービス拠点を連携し、実験計画の立案からAI技術を用いた画像解析までソリューションを提供する。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

関連記事

ページ上部へ戻る