音で認知機能改善の可能性 塩野義と筑波大発ベンチャー開発


塩野義製薬と筑波大発のベンチャー企業「ピクシーダストテクノロジーズ」(東京)は18日、認知機能が改善する可能性がある音を共同で開発したと発表した。NTTドコモや三井不動産などとも連携し、日常生活でこの音を使い、認知症予防ができるサービスの展開を目指す。塩野義やこれまでの研究によると、認知機能が下がっている脳は脳波の一種「ガンマ波」の活動が低下している。40ヘルツの音を一定時間聞くと認知機能の悪化抑制効果があったが、単調で聞き続けるには負担が大きいため、テレビやラジオの音を40ヘルツに変調できる技術を開発。この音を聞いた際に脳内でガンマ波が活性化したことを確認した。

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