東芝系、医療データ分析企業と協業 生活習慣病を予測


東芝子会社でデータ事業を手掛ける東芝データは21日、医療データ分析のシーユーシー・アイデータ(東京・中央)と協業すると発表した。東芝データの購買データと、シーユーシー・アイデータの健康診断結果などのデータを掛け合わせ、生活習慣病のリスク予測などを企業や健康保険組合向けに提供する。東芝データはシーユーシー・アイデータへの出資も検討する。東芝データは電子レシートを通じ、購買データを分析する事業を手掛けている。シーユーシー・アイデータは2021年春にも、企業の健保が持つ従業員の健康診断結果や診療報酬明細書などを基に健康増進を支援するサービスを始める。従業員が利用した飲食店や小売店などの購買データも連携させ、生活習慣病のリスクなどを予測する。(矢尾隆行)

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