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ワクチン世界サミット開催 感染症対策へ国際協力―新型コロナ
【ロンドン時事】新型コロナウイルスなどの感染症対策やワクチン普及について話し合う「グローバル・ワクチン・サミット」が4日、英政府の主催でオンラインで開かれた。日本を含む50カ国以上の首脳らが参加。新型コロナが世界中で猛威を振るう中、感染症予防やワクチンの「公正な分配」に向けて各国間の協力を深める狙いがある。 途上国における予防接種を推進する国際援助機関「GAVIワクチンアライアンス」の活動支援が主な目的。GAVIには日本を含む主要国のほか発展途上国、世界保健機関(WHO)などの国際機関、米慈善団… -
国内14年ぶり狂犬病発症 来日者、フィリピンで感染か―愛知・豊橋
愛知県豊橋市は22日、フィリピンから来日した人の狂犬病発症を確認したと発表した。来日前に同国で感染したとみられる。日本国内で人が狂犬病を発症したのは2006年以来、14年ぶり。 -
「パンデミック対応できず」 90年代から保健所半減―専門職に負担・新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、PCR検査の調整などに当たる保健所への過重な負担が続く。保健所設置数は1990年代からほぼ半減し、感染症に対応する専門職の保健師も減少傾向にある。識者は「パンデミック(世界的流行)に対応できる体制ではなかった」と指摘する。 -
「コロナ探知犬」能力調査へ 感染者のにおいで―英大学
【ロンドン時事】新型コロナウイルスに感染した人を犬がにおいで探知できるかどうかの研究が、英国で行われることになった。無症状の感染者であっても識別できるか調べ、可能と確認されれば訓練し、空港などの入国ポイントに配置する計画だ。 -
男性ホルモンが関与か 新型コロナ感染、症状悪化―前立腺がん患者調査・イタリア
新型コロナウイルスの感染や症状悪化には男性ホルモン(アンドロゲン)が関与しており、前立腺がん患者に行う「アンドロゲン遮断療法(ADT)」が感染予防や治療に役立つ可能性があると、イタリア・パドバ大などの研究チームが7日発表した。論文は国際的ながん専門誌「アナルズ・オブ・オンコロジー」電子版に掲載される。 -
医療現場のロボットに期待 新型コロナ対策で―欧州
【ベルリン時事】新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、欧州では医療現場でのロボット活用に期待が集まっている。多くは危機前から開発されていた技術だが、人と人との接触を防げると改めて脚光を浴びている形だ。 -
血清療法、重症10人が改善 新型コロナ、中国武漢で―カナダで大規模臨床試験へ
新型コロナウイルス感染症の回復期にある患者から採取した血漿(けっしょう)を中国武漢市の重症患者10人に投与したところ、全員が3日以内に症状の改善を示したと武漢生物製品研究所などの研究チームが16日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。目立った副作用はなく、3人が退院した。 -
意識障害なら髄膜炎考慮を 新型コロナで神奈川県立病院
新型コロナウイルスに感染して髄膜炎となった症例が山梨大医学部付属病院に続いて神奈川県立足柄上病院でもあり、報告が8日までに日本感染症学会のホームページに掲載された。 -
妊婦の感染防止配慮を テレワークなど企業に要請―厚労省
厚生労働省は1日、妊娠中の女性の新型コロナウイルス感染防止に向けた対策をまとめた。各経済団体や労働団体に対し、職場でテレワーク・時差出勤を推進することや、風邪症状があるときに休みやすい環境の整備など配慮を求める通知を出す。日頃の感染予防などを記した妊婦向けのパンフレットも作り、市町村を通じて配布する。 -
新型コロナ悪化の報告なし WHO、「イブプロフェン」服用への注意修正
【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は20日までに、新型コロナウイルス感染者による「イブプロフェン」服用について、「控えることを求める勧告はしない」と表明した。イブプロフェンは抗炎症作用を持ち、鎮痛剤などに用いられている。WHOは、治療に当たっている医師への調査の結果、通常の副作用以外に、症状を悪化させるという報告はなかったと説明した。