天童の40代男性が風疹 県内今年初


県は19日、天童市内の40代男性が風疹に感染したと発表した。県内で今年初めての感染確認。

 県薬務・感染症対策室によると、男性は8日にへんとう炎で山形市内の医療機関に入院。10日に38度台の発熱、発疹の症状が現れ、12日に風疹の抗体検査を受けた。15日に退院したが、17日に陽性と判明。翌18日に県衛生研究所での遺伝子検査で風疹と確定した。男性は既に回復したという。

 風疹は、十分な免疫を持たない妊娠初期の女性が感染した場合、赤ちゃんに難聴や白内障、心疾患などの先天性風疹症候群を発症する恐れがある。

 県内では昨年5人の感染が確認されている。同室は「発熱や発疹などの症状から風疹が疑われる場合、必ず医療機関に連絡した上で速やかに受診することを徹底してほしい」と呼び掛けている。

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