労災病院に緩和ケア病棟 釧根初 来春33床設置 患者の就労継続支援も


釧路市の釧路労災病院は来年4月、がん患者らの心身の苦痛を和らげる緩和ケア病棟を釧路、根室管内で初めて設置する。入院できる緩和ケア病棟は、道内6圏域ある3次医療圏で釧路・根室圏だけがなかった。自宅での生活が難しくなった末期がん患者を受け入れるだけでなく、一時的な入院治療や支援が必要な人、働きながらがんと闘う人たちも支援する。同病院は質の高いがん治療を提供する国の「地域がん診療連携拠点病院」で、2007年にがん患者らを多職種で支える緩和ケアチームを設置。19年には緩和ケア内科外来を開設した。

関連記事

ページ上部へ戻る