【南大東】2012年から8年にわたり、南大東村に月1回来島し行われている島しょ精神科巡回診療が、100回を迎え、それを記念して、医療法人葦(あし)の会オリブ山病院への感謝状贈呈式が9月29日、村役場で行われた。式には、オリブ山病院の田頭真一理事長と仲里尚実副院長が出席し、村職員や関係者らが見守る中、感謝状が手渡された。仲里副院長は「思いがけずこんな形で100回目の巡回診療を感謝していただいて光栄に思う。よく同僚たちから毎月大変ですねと言われるが、島での診療を楽しんでやっている。今後は10周年を目指して頑張ります」と話した。仲田建匠村長は「精神医療など離島医療の理念を忘れず、毎月1回サポートをしていただき、島での巡回診療は住民へ心の安心を与える」と感謝の意を述べた。(池田羊子通信員)