葵区に成年後見支援センター 静岡市、知的障害者や認知症高齢者の権利保護へ相談対応


静岡市は1日、市成年後見支援センターを葵区の市中央福祉センター2階に開設した。認知症高齢者や知的障害者ら判断能力が低下した市民の権利保護に向け、社会福祉士らが相談などに対応する。
 認知症高齢者や知的障害者、精神障害者は3月末時点で市内に約3万7千人いる。新たな窓口を設置し、成年後見制度利用の促進を狙う。
 支援センターは市の委託を受けて市社会福祉協議会が運営する。社会福祉士の資格を持つ職員が常駐し、制度に関する相談に応じる。葵、駿河、清水の各区で毎月1回、弁護士や司法書士と職員による専門相談も実施する。親族や弁護士などの専門職以外による市民後見人の養成にも力を入れる。市は2018年度から市民後見人養成研修を実施していて、これまでに13人が研修を終えたという。
 開所式で田辺信宏市長は、3月末時点で約2万5千人の認知症高齢者がいることなどに触れ「関係機関と連携して成年後見制度の利用を促進させる」とあいさつした。
 支援センターは祝日を除く月曜から金曜の午前9時から午後5時まで。問い合わせは同支援センター<電054(275)0955>へ。

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