薬膳カフェ、JR岐阜駅近くに 処方箋薬受け取りロッカー備える


処方箋薬の受け渡しロッカーを備えた薬膳カフェが九日、JR岐阜駅に隣接する商業施設アスティ岐阜二階にオープンした。処方箋の写真を送るとロッカーに薬が届く仕組みで、駅を利用する学生や社会人の利用を見込む。 (大沢悠)カフェは、平成調剤薬局(岐阜市八代)が運営する「薬膳カフェ MIZUTOKI JR岐阜駅店」。二人掛けのテーブル席やカウンター席など全十九席で、一部で飛騨の家具を使用する。グルテンフリーのフォー(八百円)や参鶏湯(千二百円)、薬膳茶を練り込んだロールケーキ(五百二十円)などの薬膳料理が食べられる(値段は全て税込み)。カフェの一角には、処方箋薬が受け取れるロッカーを設けた。スマートフォンから専用アプリをダウンロードし、処方箋を写真で送ると、平成調剤薬局からロッカーに薬が届けられる。ロッカーの前で電子決済をした後、スマートフォンをかざすと解錠される仕組み。ロッカーだけの利用もできるよう、カフェの入り口とは別の入り口も設けた。平成調剤薬局専務の大橋千加さん(60)は、薬局が夕方に閉まってしまう現状を鑑み、「自分が患者だったら、と考えた。仕事帰りにも利用でき、利便性が上がる」と話す。カフェとロッカーともに午前十時〜午後九時。まん延防止等重点措置が適用されている期間はカフェは午後八時まで。関連キーワード

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