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過去の記事一覧
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障害者手帳、カード型も 1月から選択制 免許証と同サイズ
佐賀県は来年1月から、カード型の障害者手帳の交付を始める。耐久性が向上し、手帳を提示する際の周囲の視線に配慮する狙いもある。対象は身体、療育、精神の3種でカード型か従来の紙の手帳かを選べる。 カード型の手帳はプラスチック製で、運転免許証と同じ大きさ。記載スペースが紙のときより狭くなるため、記載内容は障害の種類や等級などにとどまる。従来あった部位などの詳しい傷病名は省略され、新たに導入されたカードのQRコードで読み取ることになる。 -
バイオ3Dプリンターで導管作り神経再生 移植治験開始へ 京都大病院
細胞で立体的な組織を作り出す「バイオ3Dプリンター」を駆使して、神経の周りを覆う導管(神経導管)を作製し、末梢(まっしょう)神経を損傷した患者に移植する治験を開始すると、京都大病院などの研究チームが25日、発表した。3例を目標とし、2022年度末までに安全性などの確認を終える予定。 -
虫歯菌で脳卒中リスク増加=血管で炎症、出血しやすく―国循
虫歯の原因菌であるミュータンス菌の一種が、脳卒中のリスクを高めると国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の研究グループが発表した。論文は28日までに、米医学誌ストロークに掲載された。 -
医療的ケア必要な子ども、どう守る 災害時の対応や備え学ぶ
日常的に医療的ケアが欠かせない「医療的ケア児」への災害対策について学ぶオンライン講演会が29日、家族や医療従事者を対象に開かれた。被災経験のある医療法人稲生会(札幌市)理事長の土畠智幸医師(43)が… -
見えない障害、周囲に伝えるヘルプマーク 佐賀県内、2年で7000個超配布
赤いタグに白抜きの十字とハートマークの「ヘルプマーク」を佐賀県が導入して2年余りが経過し、配布は7千個を超えた。人工透析など内部障害のある人や妊娠初期の女性といった、見た目では配慮や支援が必要だと分かりにくい人たちが、周囲に知らせるために使う。利用者から「座席を快く譲ってもらえた」などの声が上がる一方、「障害があることを知られるのは不安」と、活用をためらう人もいる。 配布数は初年度の18年度が最も多く5054個、19年度は1808個、20年度は9月末までで490個。 -
高齢者の移動に公用車 太子町が住民団体に無償貸与
大阪府太子町は、町内の高齢者を病院などへ送迎しているボランティア団体に、公用車を無償で貸し出す事業を始めた。自分で運転するのはやめ、公共交通機関の利用も難しい高齢者の外出機会を増やそうと、住民主体の… -
喜多方・山都診療所、21年3月末閉院へ 地区唯一の医療機関
喜多方市山都地区唯一の医療機関で、医療法人昨雲会(同市)が運営する山都診療所が来年3月末に閉院する方向で検討していることが26日、関係者への取材で分かった。 同法人のホームページによると、診療科目… -
川俣に「診療所」開院へ 医業承継バンク、初のマッチング成立
県と県医師会による「医業承継バンク」で、県内で初めてマッチングが成立した。県は県内の診療所の後継者となる医師確保に向けて、支援を継続する考え。 県が27日発表した。新たに開院するのは、川俣町羽田の… -
AIで遠隔地の手術サポート はこだて未来大など実証実験 5Gで情報提供
【函館】公立はこだて未来大と東京女子医大、NTTドコモは12月から、手術中の画像データを人工知能(AI)で解析し、医師に手術方法や注意点などをアドバイスするシステムの実証実験を行う。高速大容量の第5世代(5G)移動通信シ… -
薬剤の微細化で抗がん効果アップ 川崎医科大・日野啓輔教授ら確認
川崎医科大(倉敷市松島)肝胆膵(すい)内科学の日野啓輔教授らのグループは、肝臓がん細胞の増殖を防ぐ薬剤を超微細な粒子にしてマウスに投与すると、効率的に患部まで運ばれ、抗がん効果を高めることを突き止めた…