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過去の記事一覧
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胆管がんの前段階、メカニズム解明 岐阜大「腫瘍の発生、抑制」動物で成功
岐阜大大学院医学研究科の富田弘之准教授らの研究グループが、胆管がんの前段階である胆管内乳頭状腫瘍の発生、維持、がん化のメカニズムの一端を発見した。肺や膵(すい)となる細胞の伸長、分岐に関係する特殊なたんぱく質「FGF10」に着目し、過剰に分泌を促すことで、動物モデルの実現に初めて成功。発生した腫瘍… -
最先端がん放射線治療の薬剤開発 岡山大准教授ら 高い効果に期待
岡山大中性子医療研究センター(岡山市)の道上宏之准教授(がん研究創薬)らのグループは、最先端のがん放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」に使う新しい薬剤を開発した。従来の薬剤に比べ、がん細胞に… -
AIとiPS細胞技術でALSの診断をサポート 京大iPS研が手法開発
人工知能(AI)とiPS細胞(人工多能性幹細胞)の技術で、全身の筋力が低下する難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の診断をサポートする手法… -
大塚製薬、大阪に研究所 再生医療やデジタル創薬
大塚製薬は25日、大阪府箕面市に新薬の研究所を設けると発表した。2022年夏の開所を予定する。再生医療やデジタル創薬などの基礎研究に活用する。同社が連携する大阪大学や神戸市の理化学研究所の研究拠点に近く、地理的な利便性をいかして人の往来を活発にし、研究効率を高める。新しい研究所「大阪創薬研究所」(仮称)は徳島市と大津市に続き、国内で3番目の基礎研究拠点だ。低分子医薬品に -
脳の働き分析し難聴治療 全国初の機関4月開設 神戸中央市民病院
神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は4月、耳に特化した最先端医療や研究を行う「総合聴覚センター」を新設する。難聴者の脳の働きを分析し、患者それぞれ -
島津製、頭部と乳房に特化した世界初の検査装置 従来比2倍の解像度、がん治療や認知症研究に期待
島津製作所は1日、頭部と乳房の検査に特化した世界初のPET(陽電子放射断層撮影)装置を国内で発売した。従来の全身用と比べ、約2倍の解像度を… -
新潟の病院に支援ロボット 人工膝関節の手術に活用
新潟リハビリテーション病院(新潟市)は、新潟大学の整形外科と人工膝関節の手術支援ロボットを導入した。関節リウマチなどの治療で人工膝関節を入れる際に活用する。ロボットがドリルの動きを制御し、骨の削りすぎなどを防ぐ。英国のスミス・アンド・ネフューが開発した支援ロボット「ナビオ」を2020年11月から試験的に取り入れ、20年末に正式導入した。支援ロボットを導入した病院は日本海側で初めてだという。既に -
がん緩和ケア病棟 藤枝市立病院、2023年度開設目指す
藤枝市の北村正平市長は26日、市立総合病院に、がん患者らの心身のさまざまな苦痛に対応する緩和ケアの病棟を設置する方針を示した。2023年度の開設を目指す。市議会… -
秦野赤十字病院、小児科医増員へ 4月から入院診療も再開
秦野赤十字病院(秦野市立野台1丁目)は4月から、小児科の常勤医を2人増員して3人態勢とする。これに伴い、同科は2017年4月から休止している入院患者の受け入れを再開する予定。同院を「地域医療の根幹」(高橋昌和市長)と位置付ける秦野市も21… -
福島県内地域医療偏在解消図る 指導医県外から招聘へ
県は二〇二一(令和三)年度、南会津や相双など医師が不足している地域の医療機関に、県外から常勤の指導医を招聘(しょうへい)し、若手医師の専門医研修を通じて、医師の地域偏在を解消する事業を始める。東日本…