- Home
- 過去の記事一覧
過去の記事一覧
-
「一人でも多くの赤ちゃんを助ける」 原発性免疫不全症スクリーニング
生まれつき病原体に対する抵抗力が弱い原発性免疫不全症(PID)の早期発見を目指し、佐賀大医学部附属病院小児科の垣内俊彦講師を中心としたグループが4月1日から、同病院など県内5医療機関で生まれた新生児を対象にスクリーニング検査を始める。費用は佐賀県が全額負担する。垣内講師によると、都道府県が費用を全額助成するのは佐賀県が全国で初めて。 PIDは遺伝性の病気で、全国の新生児の1万人に1人が発症する。感染症にかかりやすく、治療をしなければ1歳までに亡くなることが多い。 -
大腸に小腸の機能、ラット実験で成功…慶大チーム
小腸の様々な細胞のもとになる幹細胞を培養して大腸に移植し、大腸に小腸の機能を持たせることに動物実験で成功したと、慶応大の研究チームが発表した。小腸は移植が難しい臓器で、小腸の難病を治療する新しい再生医療の開発に期待がか -
明治安田生命、心不全などの発症予測モデル構築へ
明治安田生命保険と明治安田総合研究所は、国立循環器病研究センター(国循)と共同研究事業を始めると24日に発表した。心不全や脳卒中などの循環器疾患の発症リスクを予測するモデル構築などを目指す。国循の研究データなどを活用し、全国各地の明治安田生命保険の営業担当者が利用者にリスクを伝えられる簡便なモデルやツールを開発する。共同研究では他にも、循環器疾患を早期に発見するための研究や調査も実施する。「共 -
救命士が病院待機 大分県宇佐市、救急車に医師同乗も
大分県宇佐市消防本部は4月から、宇佐高田医師会病院(宇佐市)に救急救命士らを救急車とともに待機させ、救命技術などの研修を受ける「派遣型救急ワークステーション」を始める。救急車の出動時には医師が同乗す… -
【アインホールディングス/日本郵便】処方箋医薬品を当日配送‐「ゆうパック」用い実証実験
アインホールディングスと日本郵便は、アイングループが展開する東京都葛飾区内の調剤薬局で、日本郵便の配送サービス「ゆうパック」を用いて処方箋医薬品を当日配送する実証実験を16日から開始した -
保険証利用の本格運用先送り=マイナカード、トラブルで―厚労省
マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認システム」をめぐり、厚生労働省が3月下旬としていた全国での本格運用開始を当面先送りする方針であることが25日、分かった。4日から一部の… -
高額薬キムリア値下げへ 薬価に費用対効果を反映
厚生労働省は24日、3349万円という超高額の公定価格(薬価)で保険適用された白血病治療薬「キムリア」を値下げすることを決めた。薬の費用対効果を分析したところ事前に定めていた基準より小さかったため。高額薬の費用対効果を薬価に反映させる制度が本格的に導入されてから第1陣の見直しとなる。24日に開いた中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の総会に分析結果を報告し承認を得た。キムリアは2019年 -
岡山・建部医福専門校が募集停止 22年度から、定員割れ続き
旧福渡高(2007年閉校)跡地にある岡山・建部医療福祉専門学校(岡山市北区建部町福渡)が22年度以降、学生募集を停止することが23日、関係者への取材で分かった。跡地活用事業として、市が公募民間事業者に… -
日医工を立ち入り調査=後発薬不正製造で業務停止―富山県など
国の承認を得ていない方法で医薬品を製造したなどとして、富山県が業務停止命令を出しているジェネリック(後発医薬品)大手「日医工」(富山市)に対し、厚生労働省や県などは24日、医薬品医療機器法に基づき同… -
JCRファーマ、「脳に届く薬」で承認取得 希少疾患向け
JCRファーマは23日、遺伝子難病群「ライソゾーム病」の一種である「ハンター症候群」の治療薬について厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。独自技術を活用し、有効成分が脳に届く薬を世界で初めて実用化する。発売は5月以降となる見通し。JCRファーマは有効成分を脳内に届ける独自技術「J―ブレイン・カーゴ」を持つ。脳が血中の鉄分を取り込む仕組みを利用し、鉄分を吸収するための「受容体」に医薬品