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手掌多汗症の新薬の臨床試験終了 久光製薬
久光製薬(鳥栖市、中冨一榮社長)は27日、手のひらに多量の汗をかく「原発性手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」に対する治療剤「オキシブチニン塩酸塩」の新薬承認に向け、臨床試験の最終段階である第3相試験を終えたと発表した。長期投与試験を経て、2022年度中の製造販売承認申請を目指す。 第3相試験は20年10月に開始を発表していた。患者に薬剤を投与し、プラセボ(偽薬)を使った対照群と比較したところ、主要評価項目である、「治療前より発汗量が50%以上改善した患者の割合」を達成した。 -
がん10年生存率59.4%=08年診断、初の大規模調査―国立センター
国立がん研究センターは27日、2008年にがんと診断された患者約23万8000人の10年後の生存率が59.4%だったと発表した。10年生存率では初の大規模調査で、同センターは「国内の全体像を網羅でき… -
幼少期の嗅覚刺激が行動に影響「におい刷り込み」解明 福井大研究グループ
福井大学医学部の西住裕文准教授らの研究グループは4月20日、幼少期の嗅覚刺激が、その後の社会行動に影響を及ぼす「におい刷り込み」の仕組みを解明したと発表した。生後の一定期間に特定のタンパク質の作用で刷り込みが起こることを、マウスによる実験で明らかにした。研究グループは「自閉症など発達障害の治療や原因究明への応用が今後期待できる」としている。 「刷り込み」は幼少期に外界から受ける嗅覚や触覚、聴覚などの刺激によって脳内の神経回路が変化し、生涯にわたって影響を及ぼす現象。 -
<独自>iPS血小板 5年に実用化へ 年内に治験で輸血 京都のベンチャー
他人由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から血小板を作り、血液の病気の患者に血液製剤として輸血する再生医療ベンチャー「メガカリオン」(京都市)の臨床研究(治験)… -
【和医大薬学部】入学者約3割は地元出身‐薬剤師の地域偏在解消へ
市立中学校跡地に建設された薬学部校舎和歌山県立医科大学は今春、和歌山市の中心地にある伏虎キャンパスに薬学部(6年制、定員100人)を新設した -
AIが最適な投薬量を判断 岡山大などグループ システム開発
腎機能の低下により、赤血球をつくり出す能力も下がって貧血になる「腎性貧血」の透析患者への治療で、人工知能(AI)が最適な投薬量を医師に示す「投薬支援システム」を、岡山大などの研究グループが開発した。重… -
ミトコンドリア病に受精卵の核移植、研究に限定し解禁へ
人の遺伝情報が含まれる受精卵の核を、第三者の受精卵や卵子に移植する「核移植」が限定的に認められることになった。遺伝性の難病「ミトコンドリア病」の基礎研究が対象となる。政府の生命倫理専門調査会が15日… -
「コレステノン」がピロリ菌抑制 信大・中山教授ら発見
コレステロールの類似物質「コレステノン」が、胃がんの原因菌として知られる「ピロリ菌」… -
国産の遠隔手術ロボ、商用5G使い世界初の実証実験 神戸大など「早期の実用化目指す」
神戸大学などは16日、国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を、離れた場所から動かして模擬手術をする実証実験を始めたと発表した。 -
統合失調症治療の副作用抑える、ビックデータから既存薬発見 京大グループ
レセプト(診療報酬明細書)など医療ビッグデータを用い統合失調症の治療に伴う副作用を抑える既存薬を見つけたと、京都大のグループが発表した。統…