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過去の記事一覧
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アスベストのがんの核酸医薬で起業 広島大田原教授
広島大学の田原栄俊教授はアスベスト(石綿)が引き起こすがん「悪性胸膜中皮腫」の治療薬開発で自ら起業する。核酸医薬と呼ばれる次世代治療薬で、9月から臨床試験(治験)を始めるが、初期段階では大手製薬会社の支援が受けにくいため、スタートアップを設立。治験薬の製造、提供を担い製品化を目指す。悪性胸膜中皮腫は石綿を吸い込むことで発生する。既存の治療法は手術や抗がん剤の投与だが、発症からの余命は平均で約1 -
医療ケア児支援拠点に補助=ワンストップで相談対応―厚労省
厚生労働省は、人工呼吸器の管理やたんの吸引などが日常的に必要な「医療的ケア児」への支援強化に乗り出す。さまざまな相談にワンストップで対応する「医療的ケア児支援センター」を設置・運営する都道府県に対し… -
子宮移植、日本医学会が容認=自発的、無償提供条件―倫理面に課題
子宮がない女性に他人の子宮を移植し、妊娠出産を目指す「子宮移植」について、医学系の学会でつくる日本医学会検討委員会は14日、臨床研究として移植を認める報告書を公表した。慶応大などで研究が進んでおり、… -
がん診断精度向上へ「新兵器」 針で採取した組織2分割 京都で開発
がんの有無や状態を調べるため人体から針生検で採取した細い組織を縦方向に2分割できる医療機器を、京都府立医大などの研究チームが開発した。同じ組織を使って病理検査と遺伝子検査が可能となり、特定の遺伝子変異を標的とした分子標的薬の選択など「個人の病状に応じたがんゲノム医療の精度向上につながる」と期待して -
質問票で主治医の信頼度数値化
福島医大臨床疫学分野の栗田宜明特任教授(42)らの研究チームは、患者から見た主治医の信頼度を100点満点のスコアで測ることができる質問票を開発した。米国で作られた質問票を日本語版として応用し、最適な… -
がん細胞を選んで、たたく 光免疫療法の拠点、神戸大がポーアイに新設 転移や再発の防止も期待
神戸大病院(神戸市中央区)は、がん細胞を選択的にたたく新しい「光免疫療法」の治療・研究拠点を神戸・ポートアイランドの同病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)に新設した。 -
7月11日に「薬局オーナー向け在宅セミナー」オンライン開催 ユニヴ
薬学生と薬剤師の就職・転職活動のサポートや、調剤薬局に向けた総合的な支援を手がけるユニヴは、調剤薬局経営者や独立希望な薬剤師に向けた「薬局オーナー向け在宅セミナー ~Step1 在宅患者様増やすための取組事例~」をオンラインで開催する -
腎盂・尿管がんは5タイプ=遺伝子変異別に分類―尿で高精度診断も・京大と東大
腎臓で作られた尿を集める腎盂(じんう)や尿管のがんについて、原因となる遺伝子変異を解析して5種類のタイプに分類したと、京都大や東京大などの研究チームが16日までに米科学誌キャンサー・セル電子版に発表… -
アルツハイマー新薬、米諮問委3人が辞任 承認に抗議
【ニューヨーク=野村優子】エーザイと米バイオ製薬バイオジェンが共同開発するアルツハイマー新薬を巡って、米食品医薬品局(FDA)が設置した諮問委員会のメンバー3人が辞任したことが分かった。ロイター通信などが11日に報じた。FDAが諮問委員会の反対にもかかわらず、承認に踏み切ったことに抗議した。FDAは7日、アルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を承認した。アルツハイマー型認知症の原因物質 -
抗がん作用期待できる成分、植物の茎から発見 高知の植物園
高知県立牧野植物園は9日、名古屋市立大学の研究グループと共同で、キョウチクトウ科の植物の茎から抗がん作用が期待できる成分を発見したと発表した。川原信夫園長は「園が保有する植物資源が研究に貢献できたことは大きな意義がある」と喜んでいる。