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致死率高く、有効な薬もない SFTSとは
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、SFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで感染する。潜伏期間は5日~2週間で、発熱の他に下痢や嘔吐などの症状が現れる。血小板や白血球の減少も認められる。 国立感染症研究所によると、2013年~19年11月までに国内で感染した492人のうち、約14%にあたる69人が死亡した。対症療法しかなく、有効な薬剤やワクチンはないという。空気感染や飛沫感染の報告はないが、患者血液への直接接触による感染例はあるという。 -
歯の神経、再生医療を実用化 神戸の病院で治療開始
産業ガス大手のエア・ウォーター(大阪市)は、歯の神経組織「歯髄」の再生医療を世界で初めて実用化し、神戸の病院で治療が始まったと発表した… -
山形大の重粒子線がん治療施設、年明け開業 最新装置「回転ガントリー」で患者負担減
建設着工から4年を経て、山形大医学部が最先端の重粒子線がん治療施設として整備を進める「東日本重粒子センター」(山形市飯田西2)は、2021年2月に開業予定。患者に対し、どの角度からでも患部により正確に照射して負担を減らせる最新鋭の装置を配備したことが最大の特徴だ。重粒子線治療施設の次世代型“山形モ -
下肢静脈瘤を接着剤治療 金沢医大氷見病院が北陸初
金沢医科大氷見市民病院は二日、北陸三県で初めて、下肢静脈瘤(りゅう)を瞬間接着剤… -
iPS細胞で筋ジス治療に光 マウスで筋力改善を確認
人間の細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)で傷ついた筋繊維を修復する骨格筋幹細胞を作製し、筋力が次第に衰える難病「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD… -
iPS細胞で骨格筋幹細胞、筋ジスの再生医療に光 京大iPS研が移植手法を開発
筋肉が萎縮する難病「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」に対しiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った骨格筋の幹細胞を移植する手法を開発したと、京都大iPS細胞研究所のグループが発表した。再生医療に応用できる可能性があるという。米科学誌ステム・セル・リポーツに3日掲載する。 DMDは遺伝性で、筋ジストロフィーの中でも症状が重い。国内には約5千人の患者がいると推定されている。骨格筋を再生する細胞を移植する研究が行われてきたが、生体内でうまく増えないなどの課題があった。 同研究所の櫻井英俊准… -
静岡県、医師の復職支援 研修や病院紹介
静岡県は医師の復職を支援する。定年退職を迎えたり、子育てなどの理由で1度離職したりした医師が医療現場に復帰しやすいよう研修を施す。静岡県医師会と連携し、医師の足りない医療機関を紹介する。勤務医が不足 -
エーテンラボ、アプリで励まし合い生活習慣病対策
生活習慣病対策のアプリを手掛けるエーテンラボ(東京・渋谷)は、糖尿病などの患者向けにスマートフォンアプリで生活習慣を改善する実証実験を行った。アプリを使ったグループの方がウオーキングの歩数が増えるな -
萬屋薬局、山形市の中心市街地に在宅看護拠点
地場調剤薬局チェーンの萬屋薬局(山形市)は3日、在宅医療を支える拠点「PINUS」(ピノス)をオープンする。中心市街地の空きビルを改装、薬局のほか新規参入した訪問看護や居宅介護支援事業の拠点に位置づ -
低出生体重児の成長サポート 福岡県が親子手帳リニューアル
福岡県は、低出生体重児やその家族をサポートする小冊子「ふくおか小さなあかちゃん親子手帳」をリニューアルし、県内在住の親たちに配布を始めた。赤ちゃんの成長発達を記録しやすく…