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アトピー抑える薬候補、治験ほぼ終了 京都大とマルホ、今後の販売目指す
アトピー性皮膚炎のかゆみを抑制する治療薬候補「ネモリズマブ」を用いた一連の治験がほぼ終了したと、京都大医学研究科の椛島(かばしま)健治教授と製薬会社マルホ(大阪市)が発表した。今後、長期的な経過観察などを経て医薬品としての販売を目指す。今回の結果は9日、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。 同皮膚炎は成人の2~3%、小学生の10%が患者とされる。皮膚のバリアー機能の障害に伴い湿疹やかゆみが生じる。塗るタイプのステロイドなど外用免疫抑制剤が処方されるが、かゆ… -
酒に弱い人、発がんリスクは臓器で差 飲む量少なくても
お酒に弱い人は、飲酒による発がん効果と、飲酒量が減ることによる保護効果のどちらの影響を大きく受けるのか。愛知県がんセンターと岡山大の研究チームが約1万人のデータを分析すると、のどや食道、胃は両方の効… -
ダウン症の人肥満予防を 健康教室で食事の仕方を助言 日本協会支部と五省会が共催
日本ダウン症協会富山支部(富山市)は、ダウン症の人の肥満を予防する健康教室を特定… -
医療機器が水没、カルテ洗う職員 熊本の地域医療に打撃
温泉街に濁流がなだれ込み、市街地は大量の水に沈んだ。梅雨前線による豪雨は7日にかけて九州北部にも広がり、各地で土砂災害や浸水が相次いだ。最初に被害を受けた熊本県の球磨(くま)川流域でも雨は降りやまず… -
日本BD、デジタルショップディスプレーを国内初導入
日本ベクトン・ディッキンソン(日本BD、東京・港)は7月から、長野県上田市の薬局で国内初のデジタルショップディスプレーの実証実験を始めた。ディスプレーは一般用医薬品向けで、大画面に薬の情報などを表示 -
「父は医師?」「医師と結婚希望?」医学生に不適切アンケートで学長謝罪「人権への配慮欠いた」
京都府立医科大(京都市上京区)が新入生らを対象に、両親が医師かどうかや結婚・育児に関する個人の価値観に踏み込んだアンケートを行っていた問題で、竹中洋学長は1日、「人権への配慮を欠き、不適切な表現が見られた。深く反省している」と謝罪した。外部有識者を含めた調査委員会を設置し、内容などを見直す考えも示した。 この日同大学で開いた定例の記者会見で述べた。竹中学長は「過去に回答者から問題があるとの意見があったが、見直しに至っていなかった。調査委で課題点などをさらに明らかにしたい」と述べた。また子育てを… -
水分補給、休憩はこまめに 熱中症対策「マスクは適宜外して」
暑さが本格化する夏場に向けて、消防や労働基準監督署は熱中症の予防を呼び掛けている。高温・多湿の環境でマスクを着用していると体に負担が掛かるため、国も「熱中症のリスクを高める恐れがある」として注意を促し… -
静岡市役所「途切れた点字ブロック」改修 約30m敷設、総合案内までつなぐ 管理施設も総点検へ【続報】
静岡市葵区の市役所静岡庁舎新館・葵区役所内で、視覚障害者を有人の総合案内に導く点字ブロックが途切れた状態で施工されていた問題で、同市は6日までに、庁舎2カ所の出… -
本庄と情報交換会 群馬、埼玉県境の医療体制充実へ連携 伊勢崎、藤岡の保健福祉事務所
群馬、埼玉県境の医療体制充実に向け、管轄が隣接する伊勢崎、藤岡の両保健福祉事務所と本庄保健所(埼玉県本庄市)による情報交換会が設置されることが5日、分か… -
介護費認め久留米市の賠償増額 特別支援学校誤嚥訴訟で福岡高裁判決
給食の誤嚥(ごえん)で重い脳障害を負ったとして、福岡県久留米市立久留米特別支援学校に通っていた河村啓太さん(22)と家族が市などに計約1億9千万円の支払いを求めた訴訟の控…