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過去の記事一覧
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ヒトiPSから腎組織の一部作製 遺伝性の病気再現の可能性 京大グループ発表
ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から腎組織の一部を作製することに成功したと、京都大iPS細胞研究所のグループが発表した。遺伝性の腎臓病の再現などに応用できる可能性がある。米科学誌セル・リポーツに29日掲載される。 腎臓で血液から老廃物をろ過して作られた尿は、尿細管から集合管に流れ尿管を経てぼうこうに至る。現状ではiPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)から、集合管を作った報告はないという。 同研究所の長船健二教授や前伸一助教らは、iPS細胞から集合管の元となる細胞の培養条件を工夫。その結果、多数… -
運動・食事で健康づくり…ネット発信して 京都府内で「メタボ」率ワースト、舞鶴市が活動登録企業募る
京都府舞鶴市は、健康づくりを支援する活動を広める「まいづる健やかプロジェクト」に登録する企業・団体を募集している。運動や食事などの取り組みをインターネットで発信し、オリジナルのロゴマークの使用を許可する。同市は生活習慣病のリスクが高い人の割合が府内の市でも多く、取り組みの輪を市民の健康的な生活環境の向上につなげていく。 市は2014年度の健康診査受診者のうち、高血圧や糖尿病などのリスクが高い特定保健指導対象者が16%で府内15市の中でワースト1位。18年度はワースト5位の11・8%まで改善した… -
飯舘の高齢者に安心を 自宅療養支援3日開始
飯舘村の看護師星野勝弥さん(67)は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、村内初となる訪問看護事業に乗り出す。自宅を事務所に改装し、自宅療養する地域の高齢者を看護する「あがべご訪問看護ステー… -
肘や膝の動きサポート、ロボスーツ生産へ 郡山でサイバーダイン
医療・福祉用の装着型ロボットの開発などに取り組むサイバーダイン(茨城県つくば市)は、福島県郡山市にある生産拠点で年内をめどに肘や膝に装着するロボットスーツ「HAL(ハル)医療用 単関節タイプ」の生産… -
循環器病対策で連携 県と愛媛大など協定
全国と比べ県内の心疾患による死亡率が高いことを受け、県と愛媛大、製薬大手ノバルティスファーマ(東京…… -
子宮頸がん検診、ガイドライン改定=ウイルス検査を推奨―国立センター
国立がん研究センターは29日付で、子宮頸(けい)がん検診のガイドラインを改定し、原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を調べる検査を新たに推奨した。導入に際しては、検査で陽性となった人を… -
腎臓の基を大量作製=iPS細胞から誘導―京大
ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、腎臓の一部の基になる胎児期の組織「尿管芽」を大量に作製する方法を開発したと、京都大iPS細胞研究所の研究チームが発表した。論文が29日、米科学誌セル・リポー… -
米アイ・ピース iPS細胞を個人向けに作製
米アイ・ピースは28日、個人向けにiPS細胞を作製・保管するサービスを始めると発表した。iPS細胞は臨床研究が進んでおり、脊髄損傷やパーキンソン病など幅広な治療への応用が期待されている。血中細胞から -
おやつにドーナツ、逆転無罪 窒息の危険性「相当低い」―特養死亡事故・東京高裁
長野県の特別養護老人ホーム「あずみの里」で入所女性=当時(85)=のおやつにドーナツを与えて窒息させ、その後死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた女性准看護師(60)の控訴審判決で、東京高裁は28日、求刑通り罰金20万円とした一審判決を破棄、無罪を言い渡した。大熊一之裁判長は「ドーナツで窒息する危険性も予見可能性も相当低い」と述べた。 -
がん遺伝子検査、患者情報を共有 シスメックスがシステム
シスメックスは27日、がん患者の遺伝情報から最適な治療薬を選ぶ「がんゲノム医療」で、解析結果のほか患者の既往歴なども同時共有できる専用システムの提供を7月中に始めると発表した。治療法を複数の医師らで