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過去の記事一覧
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がんリスクをだ液で検査スタート みやき町、医療機関と検証
だ液を調べてがんのリスクを判定する検査が4日、みやき町で始まった。同町が福岡大学(福岡市)や今村病院(鳥栖市)と共同で有用性の検証に取り組んでいるもので、初日は町民ら約100人が、痛みなどがなく手軽にできる検査を受けた。 検査には、山形県のバイオベンチャー「サリバテック」が開発した検査キット「サリバッチェッカー」を使用。だ液に含まれるがん細胞の代謝物を調べることで、肺がん、膵(すい)がん、大腸がん、口腔(こうくう)がん、乳がんのリスクが分かる。 -
地域の医師の役割知って 医師目指す高校生対象にサミナー
医学部進学を目指す高校生に、地域における医師の役割を知ってもらうセミナーが30日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。セミナーには高校生をはじめ、保護者や高校の進路指導教諭ら約50人が集まり、自治医大や佐賀大医学部を卒業しへき地医療に携わった経験を持つ現役医師の講演に聞き入った。 セミナーは、自治医大と佐賀大医学部の合同説明会も兼ね、佐賀県が今年初めて企画した。両大学OBの若手医師による仕事内容の紹介のほか、両大学医学部への個別相談会などもあった。 -
高血圧薬 脂肪肝を改善 群馬大の研究グループ マウス実験で確認
高血圧の治療薬として使われる薬剤「グアナベンズ酢酸」が、肥満型の脂肪肝や高血糖の改善にも役立つことを突き止めたと群馬大の研究グループが6日までに発表した… -
山形大医学部の重粒子線、事前治療始動 2月にがん照射、専門外来を開設
東北・北海道で初となる山形大医学部による重粒子線がん治療について、同学部東日本重粒子センター(山形市)は今月、専門外来を開設した。装置の稼働は来年2月だが、照射治療にスムーズに入れるよう診療体制が整えられ、実質的な治療が始まった。現時点.. -
血小板のみ存在タンパク質発見 抗血小板治療向上に期待 福島医大
福島医大は三日、三浦里織助教(臨床検査学)と北爪しのぶ教授(生化学)らの研究チームが、血液細胞の中で血小板のみに存在するタンパク質があり、そのタンパク質が血小板が働く際に血液中に放出される物質「血小… -
子宮頸がんワクチン、自治体に個別通知の動き 接種件数に伸び
子宮頸(けい)がんを予防する「HPVワクチン」は、小学6年から高校1年相当の女子が公費で打てる定期接種の一つでありながら、対象者への積極的な呼び掛けが中断されている。2013年の国の勧告に基づく対応… -
がん「光免疫療法」の薬剤承認へ 年内にも世界初の実用化 厚労省部会了承
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会は4日、体の外から近赤外光という光を当ててがん細胞を死滅させる「光免疫療法」で使う薬剤について、頭頸(けい)部がんの治療薬として製造販売を承認することを了承した。正式承認されれば、世界で初めて同療法が実用化することになる。 -
拍動するミニ心臓、マウスのES細胞から作成…東京医科歯科大チーム
マウスのES細胞(胚性幹細胞)から、大きさ約1ミリの拍動するミニ心臓を作ることに成功したとする研究成果を、東京医科歯科大などの研究チームが3日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表した。血液は流れていないが -
歯の神経細胞を凍結保存 世界初、歯の再生治療実用化でバンク事業 アエラスバイオ
産業ガス大手エア・ウォーターの医療子会社アエラスバイオ(神戸市中央区)は2日、歯の神経組織「歯髄」の幹細胞を、再生医療用に長期凍結保管するバンク事業を始めた… -
天売診療所に常勤医が着任 医師不在解消
【天売】今年3月から半年間、常勤の医師不在が続いていた道立天売診療所(留萌管内羽幌町)の新たな常勤医が決まり、2日から診療を始めた。道地域医療課によると、新しい常勤医は内科医の朝井基裕さん(67)。大阪府出身で道内病院で…