8割が在庫選定基準変更‐安定供給重視、出荷調整響く


相次ぐ医療用医薬品の出荷停止や調整を受け、薬局や病院の薬剤師ら医療従事者の約8割が在庫品目の選定基準を変更したことが、「医療用医薬品供給状況データベース」(DSJP)の運営者が実施したアンケート調査で明らかになった。薬剤師などDSJPの利用者を対象に実施したもので、約半数が選定基準として安定供給を最も重視すると回答した。臨床現場からは、「出荷調整の影響で患者への説明が大変。現場は未曾有の混乱をしている」「いつもの患者に薬を用意できず他薬局を紹介したことが辛かった」など悲痛な声が上がっている。3月末まで約2週間受け付けたアンケートに793人が応じた。回答者のうち薬局薬剤師は68.2%、病院薬剤師は10.7%を占め、薬剤師を中心に医療従事者が臨床現場の現況を回答した。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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