美容業界もオンライン診療 皮膚科医や婦人科医がケア


個人ごとに商品を最適化する「パーソナライゼーション」が美容・パーソナルケアを変えつつある。様々な製品ラインでオンライン技術を活用し、個々の消費者に合わせた製品やサービスが提供できるようになってきている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴い、あまり差し迫っていない心身の不調の場合、オンラインの代替手段を使う消費者も増えている。これは、個人の健康習慣が新たな段階に進む動きともいえる。米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーによると、半数近くの消費者がパンデミックの収束後もオンライン診療を使い続ける意向を示している。CBインサイツのニュース分析ツールによると、2020年に入って以降、美容・パーソナルケア分野でのオンライン健康サービス(telehealth)への関心は急激に高まっている。今回のリポートでは、パーソナルケアサービスの変革に向けてオンライン診療を活用している「D2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー、自社製品をネット経由で消費者に直接販売する)」スタートアップを取り上げる。各社は累積資金調達額、市場の強さ、投資家の質、そしてニュースで言及された回数や業況などの非財務的な要素に基づいて選んだ。1.米ヒムズ(Hims)/ハーズ(Hers)2.米ミューズリー(Musely)3.米キュロロジー(Curology)4.米ジェネブ(Gennev)

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