18日に第278回医療・医薬品情報研究会


須藤夏樹氏は2018年から地域包括支援センターと協働で「認知症見守りネットワーク」を立ち上げ、2022年から神奈川県保健医療計画推進会議評議員(公募委員)を務めています。2024年には一般社団法人医療開発基盤研究所で「医療政策WG」を企画するなど、「市民・患者の視点」で地域医療のあり方を模索しています。また、長年、中医協傍聴時の「備忘録」をフェイスブックで発信し続け、「中医協ウォッチャー」と呼ばれています。もともと須藤氏は旭化成工業に入社、MRとして勤務し、定年を機にIMS(Itabashi Medical System)グループ本部事務局経営戦略部に入職。医療側に席を置きつつも、市民・患者視点で情報発信、啓発活動を続けています。いま多くの医療・介護関係の公的会議には市民や患者が参加していますが、地域医療構想調整会議などを傍聴してきた須藤氏は、「医師と行政だけで医療政策が決まり、患者や地域住民が不在。市民からの発言もない」と言います。その違和感から、保健医療計画推進会議の公募委員になった須藤氏は、「素人こそプロに対し、おかしいことはおかしいと発言すべき」と言います。さて、「中医協ウォッチ」のポイントは「議論を観察し、制度がなぜ変わっていくのか。1号・2号委員、公益委員それぞれの立場の議論を追うことで総合的な視点を身につけること」と話します。一方、「MRも、もっと地域に出て行った方が良いのでは!」と行動を促します。地域包括ケアシステムの構築には薬局・薬剤師やMRなど関係者の積極的な参加が必要と言われていますが、そのための「ドアノック資材は?」との悩みも聞かれます。元MR・須藤氏の行動力の原点と実践内容に加え、提言もお話しいただきます。乞うご期待。2024年7月18日(木)15:00~16:50連合会館(ハイブリッド)
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)中医協ウォッチャーの実践と提言須藤 夏樹氏(IMSグループ本部事務局経営戦略部)会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも5,000円)、学生無料
※リアル参加を希望される非会員の皆様には、当日会場受付時に参加費を申し受けます。2024年7月16日(火)までに田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
※申し込みは下記【参加フォーム】へ
https://forms.gle/tvrza5D2Qo6hTYVv6※リアル参加は会員優先です。
※オンライン参加希望者には、事務局より7月17日にまでに参加用ZoomURLを、また非会員の方には振込口座番号も合わせてお知らせします。7月中のご入金をお願い致します。
※随時会員募集中 t.tanaka@ytl.jp医療・医薬品情報研究会
https://www.ijouken.jp/学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル 03-5577-4907
担当:田中・秋山

関連記事

ページ上部へ戻る