カテゴリー:テクノロジー
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小腸の様々な細胞のもとになる幹細胞を培養して大腸に移植し、大腸に小腸の機能を持たせることに動物実験で成功したと、慶応大の研究チームが発表した。小腸は移植が難しい臓器で、小腸の難病を治療する新しい再生医療の開発に期待がか
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明治安田生命保険と明治安田総合研究所は、国立循環器病研究センター(国循)と共同研究事業を始めると24日に発表した。心不全や脳卒中などの循環器疾患の発症リスクを予測するモデル構築などを目指す。国循の研究データなどを活用し、全国各地の明治安田生命保険の営業担当者が利用者にリスクを伝えられる簡便なモデルやツールを開発する。共同研究では他にも、循環器疾患を早期に発見するための研究や調査も実施する。「共
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鳥取大学医学部付属病院(鳥取県米子市)は、他の医療機関からの紹介患者の予約受け付けをネットワーク化した「紹介統合WEBシステム」を導入した。これまではファクスで予約を受け付けており、数日かかっていた…
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埼玉県秩父市やゼンリン、西武ホールディングスなどは18日、少子高齢化が急速に進む過疎地域である同市大滝地区で、ドローンや電動貨物車による配送など社会生活に役立つ最先端技術を住民に公開した。同市などは2021年度から、同地区で次世代交通サービス「MaaS(マース)」を使った公共交通システムや遠隔医療なども含めた「スマート社会」実現のための実証実験を開始。24年にも一部技術の実用化を目指す。最先端
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日光に過敏に反応して皮膚に炎症を起こす「色素性乾皮症D群」という希少難病の治療薬候補を、神戸大などが新たな創薬法を使って発見した。コストも抑えられるといい、実用化が期待される。研究成果は19日までに…
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富士通は18日、電子カルテシステムの診療データなどを活用した新サービス創出を目指し、国立がん研究センターと包括的な共同研究契約を締結したと発表した。国立がん研究センター東病院から診療データの提供を受けて、医薬品開発や治験などのスピード向上につながる新たなサービスの開発と検証を2023年3月31日まで実施する。電子カルテには患者の症状や医師の所見などが文章で記載されているため、データの活用が容易
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人の皮膚細胞に遺伝子群を導入して作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)の培養方法を工夫し、受精卵が分裂を重ねて成長した胚盤胞に似た状態にできたと、米テキサス大などとオーストラリア・モナシュ大などの二つ…
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政府が2022年度中の運用開始を目指している患者の医療情報を医療機関や薬局がオンラインで共有するシステムについて、76・8%の人が利用意向を持っていることが、デ…
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データ解析のFRONTEO(フロンテオ)は12日、患者が話す言葉から人工知能(AI)で認知症の有無を判定するシステムの臨床試験(治験)を始めると発表した。5~10分程度の会話から認知症かどうかをAIが判定し、医師の診断を支援する。医療機関向けのクラウドサービスとして2022年の発売を目指す。慶応義塾大学などとAIシステムを開発し、12日に医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出した。4
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神戸市立神戸アイセンター病院は12日までに、iPS細胞から作製した目の網膜色素上皮細胞を含む液体を移植し、視力低下や視野の欠損を伴う病気を治療する臨床研究で、1例目の手術を実施したと発表した。手術は合併症もなく約1時間で終了、成功した。1年間の経過観察をし、移植した細胞が定着して視力が回復するかどうかを確かめる。研究は、目の網膜色素上皮という組織が傷んで起きる10種類ほどの病気を対象にしている
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