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iPS細胞でパーキンソン病改善 京都大学、患者の脳に移植治験
京都大学医学部付属病院は、パーキンソン病患者にヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した神経細胞を7人の脳に移植した臨床試験(治験)で… -
iPS細胞使ったパーキンソン病治療、実用化に大きく迫る成果 京都大学医学部付属病院の治験
京都大学医学部付属病院は、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した神経細胞をパーキンソン病患者7人の脳に移植した臨床試験(治験)で、ドーパミン分泌などの有効性と安全性を確認できた、と発表した。実用化に大きく迫る成果で、保険診療に向け、医療現場で使う医薬品としての製造販売承認の申請を本年度内に行う方針。■安全・有効性確認、意義大きく 今回の京都大学医学部付属病院の治験結果は、iPS細胞を使った再生医療が保険診療下で行われる治療の有力な選択肢となり得ることを示す成果だと言える。人体でもとりわけ複雑な組織である脳への移植で安全性と有効性を確認できた意義は極めて大きい。 パーキンソン病の既存の治療薬はドーパミン補充が主な目的で、神経細胞が失われるのを止める根本的な治療法はなかった。治験では全6例で移植した細胞が定着し、ドーパミンの -
【震災・原発事故14年】小児科診療所がゼロになった福島県南相馬市 「子どもたちの力に」東京から移住した開業医
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の影響で小児科クリニックがなくなった福島県南相馬市で、1人の医師が立ち上がった。「はらまちスマイルクリニック」院長の山下匠さん(39)は、「住民が安心して子育て… -
失語症 数把握しづらく進まぬ支援 言語聴覚士「まずは知って」
脳梗塞(こうそく)や脳卒中などの脳疾患や交通事故などによる脳損傷で話したり聞いたり、文字の読み書きができなくなる「失語症」は、当事者の日常生活に大きな支障を及ぼす。近年、失語症者の意思疎通を助ける支援者派遣の制度ができ、滋賀県内でも支援者の養成講座が催されているが、派遣自体は進んでいない。失語症者 -
君の「助けて」応えたい 吃音の児童などへ学習支援 長崎で開設
長崎市の言語聴覚士、西野章子さん(44)が、言語発達や吃音(きつおん)などの障害がある子や不登校の児童生徒の学習を支援する「こども言語相談室コトコト」を同市本原町に開いた。西野さんは「夏休み明けから学校での学習が難しくなり、行事などで人前で話す機会も増える。そうした中で発音の不明瞭さが出てしまい、 -
心不全の一因解明 白血球の防御機能で発症 福島医大発表 新薬開発の一歩に
福島医大医学部循環器内科学講座の医師による研究グループは、心臓の病気の中で死因として最も多い心不全の原因の一つを突き止めた。高血圧などの負荷がかかると、心臓にある白血球の防御機能が働き、心筋細胞の器… -
伊勢で7月7日「地域難病相談会」 三重県とNPO三重難病連
【伊勢】治療法が確立されていない難病患者やその家族らに向けた「地域難病相談会」が、7月7日午後1―3時、三重県伊勢市勢田町の県伊勢庁舎で開かれる。医師や患者当事 -
「医療的ケア児・者」約2割、自力避難できず 電源確保急務 福岡県
人工呼吸器など日常的に介助が必要な「医療的ケア児・者」を巡り、福岡県の服部誠太郎知事は17日の県議会で、県内で人工呼吸器が必要な医療的ケア児・者の約2割が災害時に自力避難できない可能性があることを明らかにした。新政会の中村香月議員(久留米市・うきは市区)の一般質問に答えた。 県が2022年度に実施 -
セカンドオピニオン 理解深める 岡山県難病団体連絡協フォーラム
岡山県難病団体連絡協議会は23日、主治医以外の医師に治療方針など意見を求める「セカンドオピニオン」をテーマにしたフォーラムを岡山市内で開いた。医療関係者が仕組みや意義を解説し、患者や家族、支援者ら約5… -
副作用や死亡要因疑い後も中止せず ハンセン病患者に開発中の薬投与
熊本県合志(こうし)市の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」で第二次世界大戦中から戦後にかけ、開発中の薬剤「虹波(こうは)」が入所者を対象にした臨床試験として投与され、試験期間中に9人が死亡し、うち2人が投与との因果関係が疑われることが同園の調査で判明した。投与後に激しい苦痛を伴う複数の