静岡市役所「途切れた点字ブロック」改修 約30m敷設、総合案内までつなぐ 管理施設も総点検へ【続報】


静岡市葵区の市役所静岡庁舎新館・葵区役所内で、視覚障害者を有人の総合案内に導く点字ブロックが途切れた状態で施工されていた問題で、同市は6日までに、庁舎2カ所の出入り口から総合案内までつなぐ改修工事を行った。同市は今後、広く市民に利用される管理施設を中心に点字ブロックなどの状態について総点検する方針。
 市管財課によると、新たな点字ブロックは御幸通り側と青葉通り側の1階出入り口から中央付近の総合案内まで全体で約30メートル敷設した。これまで数メートル間隔で点在していた点字ブロック同士を結び付け、視覚障害者が円滑に移動できる通り道を確保した。2階の案内板付近にも点字ブロックを追加し、エレベーター乗降口やトイレ付近も随時改修する。

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