「3密」避け体育館で試験 東北大医学部


東北大医学部医学科は今月8日から、仙台市青葉区の星陵キャンパスの体育館で学科試験を実施している。3年生の薬理学の試験があった22日は、新型コロナウイルスの感染防止対策として机同士の間隔を約2メートル空け、140人が答案用紙に向かった。 学生は入り口で検温を受け、手を消毒。会場はドアを開放し、換気を徹底した。東北大の講義は現在、原則オンラインによる遠隔授業。毎年2月の医師国家試験の日程に変更はないため、医学部が他学部に先駆けて学内での試験に踏み切った。 石井直人学科長は「授業開始が約3週間遅れた影響で、8月まで試験を行う必要がある。暑さ対策も課題になる」と話した。

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