ウェアラブル端末で共同研究‐ToMMoなど4者、生活習慣データを取得・解析


東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)、第一三共、武田薬品、オンライン医療のMICINは23日、ウェアラブルデバイスを用いて住民の生活習慣データを1年間にわたり取得し、予防・先制医療の早期実現に役立てる共同研究を開始したと発表した。得たデータをToMMoが進めるコホート調査で取得した臨床データ、MRI画像データ、ゲノム情報などと関連解析を行い、個々人の特性に合わせた病気になる前の介入や創薬などのための研究に生かしたい考え。2025年3月まで行う。ToMMoは、15万人規模の健康情報や生体試料、ゲノム解析データ等を収集・解析を進める国内最大級の健常人ゲノムコホート・バイオバンク。健常人と病気なった人の違いなどを知る研究や地域住民の健康状態を長期にわたって追跡可能にする。生活習慣データも定期的に調査してきたが、参加住民自らが記入する方式であるため、客観的・定量的な調査としては限界があった。そこで、長期に詳細かつ客観的なデータ取得するためウェアラブルデバイスを活用することにした。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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