東京都薬剤師会の永田泰造会長は定例会見で、後発品の流通状況について言及。昨年末の厚生労働省からの通知を受け、後発品メーカーによる供給調整解除が開始されているが、「各薬局はメーカーを切り換えてしのいでいるのが事実で、発注をかけても卸からモノが入ってこない。強く声をかけてやっと商品が入ってくる」と述べ、薬局から要望があっても、すぐに納品を行わない医薬品卸の対応を批判した。厚労省は、出荷停止となっていた品目の8割強で供給不正事案前より供給量が増加していた調査結果を受け、供給量が十分なものは出荷調整を解除するよう求める通知を発出した。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。