道内新たに2人感染 新型コロナ 目安「0・5人程度以下」初めて下回る


札幌市は22日、新型コロナウイルス感染者を新たに2人確認したと発表した。感染経路不明は1人。同市以外での感染確認はなかった。道内の感染者は計1182人(実人数)となった。市によると、2人はいずれも同市在住。年代、性別非公表の1人は既に感染経路が判明している人と濃厚接触していた。70代無職男性は感染経路が不明。日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」関連では、新たな感染者は確認されなかった。クラスター(感染者集団)が確認された札幌市北区の飲食店「カラオケ広場 さっぽろ挽歌(ばんか)」を1~13日に利用した客64人のうち、22日午後3時現在で12人と連絡が取れていない。市は心当たりのある人に市新型コロナウイルス一般相談窓口((電)011・632・4567)か、道地域保健課((電)011・204・5020)への連絡を呼びかけている。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は22日時点で0・44人。国が5月14日に緊急事態宣言解除の目安として「0・5人程度以下」の数値を示して以来、初めて道内で0・5人を下回った。道保健福祉部の広島孝技監は「再び感染者が増加する可能性があり油断は禁物。感染リスクを下げる生活様式を実践してほしい」と話す。また、札幌市はクラスターが発生した同市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」の現地対策本部の活動を6月22日で終了したと発表した。16日に施設内の感染者がゼロになり、20日までに施設内の消毒を終えたため。同施設でのクラスターでは入所者71人を含む92人(実人数)の感染を確認。施設を運営する社会福祉法人札幌恵友会によると入所者17人が死亡した。市は5月16日に現地対策本部を設置し、札幌恵友会や医師らと感染管理の徹底などを行ってきた。5月24日以降、同施設関連の感染は確認されていないが、市は6月22日午前時点で感染者14人が入院中で、クラスターは終息していないとしている。(高橋澄恵、五十嵐俊介) 札幌市は22日、新型コロナウイルス感染者を新たに2人確認したと発表した。感染経路不明は1人。同市以外での感染確認はなかった。道内の感染者は計1182人(実人数)となった。市によると、2人はいずれも同市在住。年代性別非公表の1人は既に感染経路が判明している人と濃厚接触していた。70代無職男性は感染経路が不明。日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」関連では、新たな感染者は確認されなかった。クラスター(感染者集団)が確認された札幌市北区の飲食店「カラオケ広場 さっぽろ挽歌(ばん か)」を1~13日に利用した客64人のうち、22日午後3時現在で12人と連絡が取れていない。市は心当たりのある人に、市新型コロナウイルス一般相談窓口((電)011・632・4567)か、道地域保健課((電)011・204・5020)への連絡を呼びかけている。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は22日時点で0・44人。国が5月14日に緊急事態宣言解除の目安として「0・5人程度以下」の数値を示して以来、初めて道内で0・5人を下回った。道保健福祉部の広島孝技監は「再び感染者が増加する可能性があり油断は禁物。感染リスクを下げる生活様式を実践してほしい」と話す。また、札幌市はクラスターが発生した同市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」の現地対策本部の活動を6月22日で終了したと発表した。16日に施設内の感染者がゼロになり、20日までに施設内の消毒を終えたため。同施設でのクラスターでは入所者ら計92人(実人数)の感染を確認。施設を運営する社会福祉法人札幌恵友会によると入所者17人が死亡。市は5月16日に現地対策本部を設置し、札幌恵友会や医師らと感染管理の徹底などを行ってきた。5月24日以降、同施設関連の感染は確認されていないが、市は6月22日午前時点で感染者14人が入院中で、クラスターは終息していないとしている。(高橋澄恵、五十嵐俊介)

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