南相馬市がAI搭載カメラ設置 新型コロナ対策、発熱者検出へ


福島県南相馬市は、新型コロナウイルス感染症対策として、発熱者を検出するAI(人工知能)搭載の「サーマルカメラ」を市役所本庁舎1階市民課ホールなど市内5カ所に設置した。庁舎など公共施設内での感染拡大を防ぎ、市民の健康意識向上を図る狙いで、市がカメラ5台やケーブルなど予算計517万円で購入。15~17日、本庁舎のほか、小高、鹿島両区役所、原町保健センター、市立中央図書館に設置された。カメラはマスク着用の有無にかかわらず、3メートル以内にいる人の顔を検知し、1秒以内に最大20人の体温を測定できる。体温が37・5度以下で緑色、37・5~38度が黄色、38度以上が赤色でカメラ脇のモニターに表示される仕組みに設定されている。

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