手術数大幅減 常勤医さらに退職か 宮崎・西都の病院


西都児湯医療センター(西都市妻)の4~5月の手術件数が前年同時期から大幅に減っていることが17日の市議会で明らかになった。センターの常勤医6人のうち、今月末に退職予定の3人のほか、さらに1人が開業準備を進めていることも分かった。常勤医が2人になり、手術件数がさらに減る可能性がある。田爪淑子議員(信・西興会)が手術件数と救急車の受け入れ件数を質問した。脳神経外科、整形外科の手術件数は今年4月が計19件(前年比7件減)、5月は計10件(同11件減)だった。救急車受け入れも、4月61件(同20件減)、5月67件(同18件減)だった。田爪議員が「(減少したのは)手術ができないのが原因ではないか」とただしたのに対し、市側は「詳細な分析はできていない」と答えた。4月以降は麻酔医がおらず、民間病院に個別に麻酔医の派遣を要請しているという。今月末に退職するのは、脳神経…

関連記事

ページ上部へ戻る