開発中のワクチン 30日に治験開始…大阪・松井市長が表明


大阪市の松井一郎市長は16日、大阪府・市や大阪大、医療新興企業アンジェスなどが連携して開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、今月30日に市立大病院の医療従事者を対象とした治験を始めると明らかにした。実用化は「来年春~秋」との見通しも示した。府庁で大阪大の関係者と協議後、記者団に「第一歩として30日に動き出す。まずワクチンの安全性を検証し、コロナを普通の風邪にするために団結して対応したい」と述べた。ワクチン開発に向け、府・市と大阪大、公立大学法人大阪、府立病院機構、市民病院機構の6団体は4月に連携協定を締結していた。

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