青森歯科医療専門学校、コロナ特別入試実施へ


新型コロナウイルス感染症による経済的な影響が多方面にわたる中、歯科医療を志す受験生を支援したいと、青森市の青森歯科医療専門学校は2021年3月卒業見込みで、同校を単願志望する高校生を対象に「新型コロナウイルス特別支援入試」を行う。同入試で合格した学生の初年度の学費(納付金)のうち、10万円を減免する。特別支援入試は来春の入学希望者に限り、歯科衛生士科と歯科技工士科の両科で実施する。出願期間は今月1日~8月6日。試験は8月9日に面接と書類選考で行う。出願に際し、入学志願書と入学検定料が必要だが、通常の入試で必要とする高校調査書は出願時に求めず、入学時に提出してもらう。合格者数は募集人員の範囲内で、枠は設けない。特別支援入試のほか、10月以降、例年実施している推薦・一般入試も行う。同校を運営する学校法人三和会の今井将貴理事長は「今年は歯科技工士科が50周年。新型コロナによる経済的影響で進学断念や進路変更を余儀なくされる事態を避けるため、特別支援入試を行い、50年間お世話になった地域に恩返しできれば」と語った。問い合わせは同校(電話017-782-3040)へ。

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