民間企業に不安?青森県職員試験の大卒応募増加


青森県人事委員会は19日、本年度の県職員採用試験(大学卒業程度と社会人枠)の中間申し込み状況を発表した。18日現在、大卒程度は採用予定138人に対して244人、社会人枠は採用予定17人に対して57人が応募。前年同期比でそれぞれ69人、22人増となっている。同委員会事務局は増えている理由について「新型コロナウイルスの影響で、民間企業の採用活動に不安を感じている人が多いのでは」とみている。申し込みを職種別に見ると、大卒程度、社会人枠ともに行政の人気が高い。大卒程度は採用予定63人に対して2.6倍の162人が応募し、前年同期より56人の増。社会人枠は採用予定2人に対して19.5倍の39人が応募し、同11人の増となっている。一方、本年度新設した大卒程度の病院運営は採用予定4人に対して申し込みはまだない。採用予定3人の心理もゼロ、林業と建築は申込者数が採用予定に届いていない。社会人枠は保健師と建築が申し込みなしとなっている。申し込み受け付けは8日に開始。例年週末に申し込みが多くなる傾向があるという。前年度は受け付け開始から中間発表までの間に土、日曜は1回だったが、本年度は2回あった。申し込みはインターネットが27日まで、郵送・持参は29日まで。採用試験の詳細は県の職員採用案内ホームページか同委事務局職員課(電話017-734-9829)へ。

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