埼玉りそな銀行、オンライン診療セミナー開催


埼玉りそな銀行は5日、病院や診療所向けにオンライン診療に関するセミナーをテレビ会議システムを使って開催した。新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン診療に関わる規制が緩和されたことを受け、活用方法などを紹介した。オンライン診療システムのメドレーとシステム開発のミロク情報サービスが共催した。セミナーには県内を中心に80ほどの医療機関が遠隔で参加し、オンライン診療の診療報酬や診察手順などの説明を受けた。働き方改革の意識が高まるなか、看護師などのシフト表を効率よく作成するシステムも紹介した。新型コロナの感染拡大で患者が通院を控える動きが広がり、多くの医療機関が経営難に陥っている。同行の担当者は「オンライン診療の導入で診療機会を増やし、患者と医療機関の課題解決につなげたい」と話した。

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