【岐阜】新型コロナで保健所への電話相談急増


県内で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受け、県内の保健所には電話による相談や問い合わせが急増している。岐阜市を管轄する岐阜市保健所が一日で受けた電話の件数は、第一波が収まってからは二桁台が続いていたが、現在は多い日で二百件を超えているという。同保健所の担当者は「一人の感染が確認されるたびに行動歴を調べ、周囲の濃厚接触者を洗い出して検査しないといけない」と業務の急増に苦慮。他部署から職員の応援派遣を受け、対応に当たっている。担当者を悩ませるのは、若年層の感染者の増加だ。県内の別の保健所で対応にあたる保健師は「若者は接触者が多く、第一波と比べものにならないほど大変」と話す。若者は交友関係や行動が幅広く、濃厚接触者が多岐にわたる。それに伴い、保健所にはPCR検査の手配、感染経路を追うための行動歴の調査や健康観察などが人数分だけ負担としてのしかかってくる。無料通信アプリ「LINE」だけでつながり、会った相手の本名を知らず特定に時間や労力がかかるケースも少なくないという。ただ、第一波の経験や、軽症者が多数を占…関連キーワード

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