【長野】県内「第2波が到来」 知事、専門チーム設置へ


新型コロナウイルスの感染者が県内で急増していることを受け、阿部守一知事は三十一日の会見で、感染の「第二波」が県内に到来したとの見方を示した。飲食など各業界が設ける感染対策のガイドライン順守の徹底を事業者に呼び掛ける専門チームを三日に設置する方針も明らかにした。 (城石愛麻、安永陽祐)ガイドライン順守に向けては、感染症県対策本部などに「ガイドライン周知・推進チーム」を新設。感染者を出した飲食店などの施設でガイドラインの順守が確認されなかった場合、施設名とともに感染防止策に不備があったと公表することも検討する。さらに、医療機関や社会福祉施設などでのクラスター(感染者集団)の発生に備え、一日付で健康福祉部に新設する感染症対策課に、「クラスター対策チーム」も設置する。医師の資格を持つ職員や保健師ら十二人がメンバーとなり、感染源の調査などにあたる。県内の感染状況を踏まえ、新型コロナ特措法に基づく屋内外のイベントの開催制限は従来の方針を継続させることも決めた。屋内施設は「収容定員の50%以内かつ五千人以内」、屋外では「十分な間隔かつ五千人以内…関連キーワード

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