大学医学部の定員増やして 秋田など12県の知事、国に提言


医師不足が深刻な秋田、岩手、新潟など12県でつくる「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会」(会長・達増拓也岩手県知事)は21日、ウェブ会議を開き、国への提言を取りまとめた。提言は全6項目で、大学医学部の定員増や臨床研修制度の見直しなどが盛り込まれた。来月上旬にも国に提出する。

 同会は、厚生労働省の医師偏在指標で全国最下位となった岩手県の達増知事が、同じく医師不足に直面する青森、福島、新潟、長野、静岡各県に呼び掛け、今年1月に設立された。その後、本県を含む6県が加わった。

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