看護師らコロナ感染の病院、外来再開へ 京都・南丹


看護師と入院患者の計5人の新型コロナウイルス感染が判明した京都府南丹市八木町の京都中部総合医療センターの辰巳哲也院長は17日、同市内で記者会見し、南丹医療圏を支える病院で感染者が出たことについて「深くおわびする」と述べた。収束に向かっており、20日から外来や救急搬送の受け入れを再開する予定。
 京都府亀岡市と南丹市、京丹波町を圏域に高度医療を提供。第二種感染症指定医療機関としてコロナにも対応してきた。看護師1人の感染が分かった11日から、受け入れを停止している。
 13日に患者の感染が判明して以降は新たな感染者はなく、判明者以外の390人に行ったPCR検査で患者と職員らの陰性も確認されたため、20日から再開する見通し。手術は28日から実施するとしている。
 辰巳院長は、感染対策を再度徹底するなどして「信頼回復に向けて努力する」と強調した。

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